スターアライアンスとNECは2019年7月29日(月)、生体認証を活用した本人確認プラットフォーム「スターバイオメトリクスハブ(Star Biometrics Hub)」の開発において協業すると発表しました。同プラットフォームに、NECの世界一の認証精度を有する顔認証技術を活用します。
このサービスの導入により、スターアライアンス加盟航空会社のフライト利用者は、事前に各社のモバイルアプリで顔画像とパスポート情報を登録し、モバイルアプリや空港のキオスク端末でチェックインを行うと、手荷物預け、ラウンジ、搭乗ゲートなどで必要な本人確認を顔認証で行うことができます。
パスポートと搭乗券の提示が不要となり、各手続きにおける待ち時間を短縮し、よりスムーズな搭乗が実現されるとともに、空港や航空会社職員の業務効率化にもつながります。
なお、このサービスは2020年3月までに提供が開始される予定です。なお空港によっては、保安検査や出国審査でパスポートの提示を求められる場合もあると、スターアライアンスは説明しています。