三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2019年9月11日(水)6時33分頃、H-IIBロケット8号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)を打上げます。打ち上げ場所は、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター、ロケットの打上げ輸送は三菱重工に業務委託します。この打上げ予備期間は、9月12日(木)から10月31日(木)が設定されています。
宇宙ステーション補給機「こうのとり」は、JAXAが2009年から運用する国際宇宙ステーション(ISS)へ必要物資を輸送する無人宇宙輸送機で、これまでの7回の打ち上げはいずれも成功しています。
今回の「こうのとり」8号機は、ソニーコンピュータサイエンス研究所と共同開発した小型衛星光通信実験装置「SOLISS」を打ち上げ、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームを利用して軌道上実証を実施します。
なお、予定通り打ち上げた場合、HTV8は9月14日(土)の夜に国際宇宙ステーションに到着する予定です。