千葉県、着陸料体系の再見直しの効果検証を求める 羽田の騒音軽減で

千葉県、着陸料体系の再見直しの効果検証を求める 羽田の騒音軽減で

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千葉県は2019年8月5日(月)に開催した「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」臨時会の結果概要を公表しています。

7月30日(火)に開催された羽田空港の機能強化に関する都と関係区市連絡会で、国土交通省は主に3点を説明しました。(1)国際線の着陸料体系の見直し、(2)新到着経路の降下角の引上げにより騒音影響の低減を図ること、(3)そして部品等脱落防止措置に関する技術基準について、今後も必要に応じて対策を追加することなどを「羽田空港機能強化に向けた追加対策」として挙げています。

着陸料は、高騒音機材の単価を更に引き上げ、低騒音機材の単価を更に引き下げ、羽田空港を利用する機材の低騒音機への変更を促進する取り組みです。降下角の引上げは、南風好天時に東京都心を飛行する到着経路の降下角を3度から3.5度にできる限り引き上げ、飛行高度の引き上げにつながり騒音影響の低減を図ります。

連絡協議会はこの説明を受け、国際線着陸料体系の再見直しの効果検証と結果の公表、また現在の飛行経路でも、降下角の引上げによる騒音軽減を検討することを求め、意見しています。

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