静岡県消防防災航空隊は消防防災ヘリコプター「オレンジアロー」を更新、2019年9月1日(日)から、新しい機体による運航を開始すると発表しました。
新しい機体はレオナルドのAW139、機体番号(レジ)「JA139R」です。現行機のBK117C-1、機体番号(レジ)「JA119R」を更新します。「JA139R」は現行機と比べ、座席数やエンジン出力、エンジン出力、最大航続距離、巡航速度などが向上しています。
AW139は、標高3,000メートル級の山岳地帯での救助活動が可能となるほか、多人数の救助、重症患者の遠方への搬送など、災害対応力の向上が期待されています。機体に装備された障害物等警報装置や後方監視モニター、気象レーダー、フライトレコーダーなどの安全装備と合わせ、操縦士2人体制の導入による運航体制の充実など、安全性の向上も期待されています。
なお、愛称の「オレンジアロー」は、更新機にも引き継がれます。