エジプト航空向けA220-300初号機が初飛行、納入へ最終準備

エジプト航空向けA220-300初号機が初飛行、納入へ最終準備

ニュース画像 1枚目:エジプト航空 A220-300
© AIRBUS
エジプト航空 A220-300

エアバスは2019年8月23日(金)、エジプト航空向けA220-300初号機が初飛行を実施したと発表しました。この機体は製造番号(msn)「55058」で、テスト用の機体記号(レジ)「C-FPBE」で試験飛行しました。

エジプト航空のA220-300は134席仕様で、単通路機の中で最も幅の広いエコノミーシートを特徴とした客室デザインと自然光を取り入れるパノラマ窓が採用されています。同社はA220を12機導入予定で、「55058」は数週間で機体記号(レジ)「SU-GEX」として納入される予定です。

A220-300は120席から150席市場に対応する航空機で、燃費効率と高い快適性を提供します。最先端の空力性能、最新材料を採用し、プラット・アンド・ホイットニーのPW1500Gギヤードターボファンエンジンを搭載、旧世代機と比較して座席当たりの燃費を20%削減しています。

なお、A220は現在、5社が80機以上を運航しており、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの地域と大陸横断ルートで飛行しています。

メニューを開く