27年ぶりの勢力でフロリダ東部に上陸する勢いのハリケーン・ドリアンを予測するため、アメリカ空軍第53気象偵察飛行隊(53WRS)「ハリケーン・ハンター」のWC-130Jウェザーバードがミッションを実施しました。
第403航空団(403WG)53WRSのWC-130Jの3機、第815空輸飛行隊(815AS)のC-130Jの1機が2019年8月26日(月)、ミシシッピ州のキースラー空軍基地を離陸、カリブ海のオランダ領キュラソー島に向かいました。C-130Jには気象観測を行う支援器材と航空機の部品を搭載しています。
ハリケーンハンターのミッションは、台風の目に向けて4回から6回飛行し、ドロップゾンデを投下し、温度、風速、風向、湿度、表面圧力などの気象データを収集します。収集した情報を国立ハリケーンセンター(NHC)に提供し、ハリケーンの予測を支援しています。
NHCによるとハリケーン・ドリアンは9月2日(月)にフロリダ半島東部に上陸する恐れがあります。