JAL、A350で日本初の電子フライトログ・整備記録の運用を開始

JAL、A350で日本初の電子フライトログ・整備記録の運用を開始

ニュース画像 1枚目:開発されたiPad用アプリ
© JAL
開発されたiPad用アプリ

日本航空(JAL)は2019年8月10日(土)から、運航乗務員、客室乗務員、整備士などが航空機の飛行情報や不具合修復状況を記載する搭載用航空日誌(フライトログ)、キャビンログ、関連する整備記録を電子的に記録、保管するシステムを導入しました。日本で初めて国土交通省から承認を得て、A350で利用を開始しています。

この電子フライトログは、誰がどのような作業を実施したかを漏れなく確実に記録すると同時に、連動する複数のシステムとのデータ連携によりデータの手入力が無くなり、作業性や生産性が向上します。また、どこでもタイムリーに入力内容を確認でき、不具合の準備を事前に予測、対応ができ、定時性向上にもつながります。

このシステムは、アメリカに拠点を置くUltramain Systemsのシステムをベースに、日本IBM、JALインフォテック、JALエンジニアリングが共同で開発しました。クラウド上で安全にデータを格納するサービスとして、GEアビエーションの「Airvault」を採用しています。

期日: 2019/08/10から
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