フィリピン航空は2019年9月2日(月)、機材更新プログラムの一環として、アジアのリージョナル便に投入する単通路機として、A321neo SRを導入しました。
機体番号(レジ)「RP-C9937」のA321neo SRは、ドイツのハンブルク・フィンケンヴェルダー空港で試験飛行を完了後、7月に納入されました。この機材は今後、順次導入される15機のうちの最初の1機となります。
フィリピン航空のA321neo SRは、プラット・アンド・ホイットニーのPW1100G-JMエンジンを搭載し、客室はゆとりを確保した「キャビン・フレックス」構造を特徴とし、フィリピンと、中国本土、日本、韓国、グアム、またアセアン諸国などの東アジア都市を結ぶ短距離路線向けに設計されています。
この機材は、ビジネス12席、エコノミー183席の計195席の仕様です。A321より広い客室で、競合他社が提供する同型サイズで236席のA321neoより、足元のゆとりやさらなるパーソナルスペースを確保しています。
なお、フィリピン航空はすでに受領しているA321neoはビジネス12席、エコノミー156席の計168席を搭載しています。