三菱航空機は2019年9月5日(木)、アメリカのメサ・エア・グループ傘下のメサ・エアラインズと、スペースジェットM100の100機購入について覚書を締結しました。機体の納入開始は2024年を予定しています。ナッシュビルで開催されたリージョナル・エアライン・アソシエーション(RAA)年次総会で、三菱航空機のブースで署名イベントが開催されました。
最大100機の内容は、確定50機、追加購入権50機です。三菱航空機の水谷久和社長は「メサ航空がスペースジェットM100を選択したことで、この業界の現在および将来の要求を満たし、航空会社が我々と協議を前進させる準備が出来ていることを確認しました」とコメントしています。
スペースジェットに名称を変更したパリ航空ショーでは、同型クラスの中で最高レベルの客室快適性と最高レベルの運航経済性の両方を実現する機体で、アメリカで現在のパイロットスコープクローズ制限下で運航できる次世代機をアピールしました。さらに、最新の機内サービス設備を搭載し、航空会社の新たな収益機会の創出に貢献します。
メサ・エアラインズはアメリカの主要な大手航空会社と運航受託契約を締結しており、この中でスペースジェットM100を利用する予定です。