空自、9月17日からF-35Aの夜間飛行訓練を再開

空自、9月17日からF-35Aの夜間飛行訓練を再開

ニュース画像 1枚目:F-35AライトニングII
© 航空自衛隊
F-35AライトニングII

航空自衛隊三沢基地に配備されているF-35A戦闘機は、2019年9月17日(火)以降、順次、夜間飛行訓練を再開します。地元の三沢市、青森県など自治体に対し、この方針の連絡を入れました。

空自は4月9日(火)にF-35A墜落事故を受け、その再発防止に向けた操縦者への教育、訓練など対策を経て、8月から飛行を再開しました。墜落事故はパイロットが平衡感覚を失う空間識失調に陥り、本人が意識していなかった可能性が高いと原因を推定しており、操縦者に空間識訓練装置やシミュレーターによる訓練、重力に起因する意識喪失(G-LOC)への対応を実施し、操縦や電気系統について機体の特別点検を経て、再開にいたりました。

ただし、再開に向けて講じた対策に加え、段階的な飛行再開とし、当面は夜間訓練を実施しないと地元に説明していました。事故は夜間に発生したことから、昼間の訓練再開を経てから、今回の夜間訓練の再開となります。

青森県の三村知事は、夜間飛行訓練の再開にあたり、「二度と痛ましい事故が発生しないよう、安全管理に万全の措置を講じていただきたいと考えています」とコメントを発表しています。

期日: 2019/09/17から
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