海上保安庁、海外の海上保安機関実務者向けに救難・環境防災の研修を実施

海上保安庁、海外の海上保安機関実務者向けに救難・環境防災の研修を実施

ニュース画像 1枚目:海上保安庁 S-76D
© 海上保安庁
海上保安庁 S-76D

海上保安庁は2019年9月24日(火)から11月15日(金)までの約2カ月間、海外の海上保安機関実務者を対象とした「救難・環境防災コース」を開催します。

これは、国際協力機構(JICA)の枠組みのもと、開発途上諸国の海上保安機関職員に対し、国連・国際海事機関(IMO)が定めるモデルコースに準拠し、救難・環境防災の知識や技能の向上をめざした研修です。1982年から実施され、これまでにアジア諸国を中心に64カ国2地域から、536名の研修参加者を受け入れています。

研修内容は海上保安庁の施設などで、捜索救助、海上防災、環境保全などの講義と実習、巡視船艇や航空機の視察、津波防災に関する訓練視察を実施します。2019年はジブチ、東ティモール、モルディブ、パプアニューギニア、フィリピン、ソロモン諸島、スリランカ、ベトナムから1名、マレーシアから2名、インドネシアから4名の10カ国14名が参加します。

海上保安庁はこの研修を通じ、参加者が必要な海難救助、海上防災能力を習得することで、世界の救難、環境防災体制の強化に貢献しています。

期日: 2019/09/24 〜 2019/11/15
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