自衛隊統合幕僚監部は2019年9月20日(金)、アフリカのソマリア沖・アデン湾の海賊対処に派遣されている海上自衛隊の航空隊について、第37次隊へ交代すると発表しました。
第37次派遣海賊対処行動航空隊として派遣される部隊は、八戸航空基地の第2航空群P-3C部隊です。派遣要員は10月10日(木)に成田空港から民間の定期便で現地へ向かい、2機のP-3Cは10月2日(水)に八戸基地から出国する予定です。
第36次派遣要員は、10月14日(月)に民間の定期便で羽田空港に到着、第5航空群P-3C部隊から派遣されている2機のP-3Cは10月19日(土)に那覇基地にそれぞれ帰国します。
ソマリア沖・アデン湾の海賊対処は海賊対処法に基づき、2009年6月からP-3Cのアデン湾上空パトロールと、2009年7月から護衛艦による護衛活動とが開始されました。2011年6月にジブチ共和国のジブチ国際空港に、自衛隊初の恒久的な海外施設となる基地が開設し活動しています。