ヒースロー空港、新技術の導入でごみのリサイクル率100%を目指す

ヒースロー空港、新技術の導入でごみのリサイクル率100%を目指す

ニュース画像 1枚目:UCL-Catal Heathrow pilot project
© ヒースロー空港
UCL-Catal Heathrow pilot project

ロンドン・ヒースロー空港は2019年9月20日(金)、リサイクル率向上のために試験プロジェクトを発表しました。再生利用不可能な旅客ごみを空港の調度品や制服、代替燃料などに変換する新技術をイギリスで初めて試験導入します。

最大5,000トンの再生利用不可能なプラスチックを処理できる新たなリサイクルユニットを試験しており、これが実現すると同空港内で排出されるプラスチックごみを100%リサイクルすることができます。

ヒースロー空港のイノベーション・プライズの受賞者である、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンと、シェフィールドを拠点とするCatalがその資金を活用、新たな研究開発ユニットを設立し、2025年までに同技術を商業的に実現可能なレベルに発展させることを目標とします。ヒースロー空港では現在、空港また客室内から出るゴミの約50%をリサイクルしています。

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