米国防省、ノースロップ・グラマンに日本向けE-2Dを9機契約へ

米国防省、ノースロップ・グラマンに日本向けE-2Dを9機契約へ

ニュース画像 1枚目:E-2D アドバンスド・ホークアイ
© Northrop Grumman
E-2D アドバンスド・ホークアイ

アメリカ国防総省(DOD)は2019年9月26日(木)、ノースロップ・グラマンに日本向けE-2Dアドバンスド・ホークアイの9機について、約13億6,227万ドル、日本円で約1,473億円の契約を発注すると発表しました。契約主体は、海軍航空システム・コマンドです。

防衛省は2014年11月、次世代の空中早期警戒機としてE-2Dアドバンスド・ホークアイを選定しています。これを受け、アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2015年6月、E-2Dアドバンスド・ホークアイ早期警戒管制機と関連機器、部品、サポートなどを、対外有償軍事援助(FMS)での輸出を承認しています。

すでに2019年3月、1機目が空自に納入されており、空自が発注済みのE-2Dの4機に加え、2018年に9機の追加発注を公表しており、今回のDOD公表は追加分の契約とみられます。E-2Dは搭載するレーダー技術で各種の脅威を追尾するだけでなく、人道支援、災害救助など民間の緊急任務にも活用でき、この機体整備でノースロップ・グラマンは日本企業と連携し、維持、整備で空自へのサポートを継続する方針です。

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