イスラエル航空宇宙軍の第201飛行隊、50周年を迎える

イスラエル航空宇宙軍の第201飛行隊、50周年を迎える

ニュース画像 1枚目:201飛行隊のF-16I
© Amit Agronov / Israeli Air Force
201飛行隊のF-16I

イスラエル航空宇宙軍(IAF)の第201飛行隊が2019年9月5日(木)、50周年を迎えました。1969年9月にハツォール空軍基地にF-4Eクルナスが4機到着、ここからF-4Eが200機以上導入されました。1969年10月にはエジプト軍の地対空ミサイルサイトへの攻撃に投入されました。

第201飛行隊はF-4Eの近代化改修機「クルナス2000」を最初に運用した飛行隊になりました。F-4Eを35年運用し、2008年7月にラモン空軍基地でF-16Iスーファを運用する飛行隊として再編されました。

「クルナス2000」は1980年代中期にF-4Eの近代化改修の計画を立て、アビオニクスを一新したものです。当初はエンジンをPW1120へ換装することも計画されましたが、飛行試験のみに終わり、量産改修には導入されず、2004年頃には退役しました。

F-16IスーファはF-16Dブロック52を基に電子装備品をイスラエル製のものに換装し独自の能力向上改修を行ったものです、2004年から2009年に掛けて50機が導入されました。

期日: 2019/09/05から
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