埼玉県、10月30日に国民保護実動訓練を実施 大規模テロを想定

埼玉県、10月30日に国民保護実動訓練を実施 大規模テロを想定

ニュース画像 1枚目:上空からの監視
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上空からの監視

埼玉県は2019年10月30日(水)、「令和元年度 国民保護実動訓練」を実施します。場所は東京2020オリンピックが開催される「埼玉スタジアム2○○2」で、時間は14時45分から16時40分までが予定されています。

この訓練は国民保護法が施行されてから毎年実施しており、今回で15回目となります。当日は、東京2020オリンピックで化学剤と爆発物を用いた大規模テロを想定して実施されます。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携し、訓練想定の一部を明らかにしないセミブラインド型訓練で、大型映像装置等を活用した多言語による避難誘導、化学剤散布と爆発物による大規模テロ発生下における救出救護を行います。

なお、訓練のうち初動体制の確立では、救急車や県防災ヘリ、自衛隊ヘリによる負傷者を搬送、観客の避難と誘導、化学剤の検知と回収、爆発物処理、負傷者の救出救助、トリアージなどを実施します。

この訓練には、埼玉県をはじめ、さいたま市、陸上自衛隊、埼玉県警察、埼玉県防災航空センター、さいたま市消防局、埼玉県公園緑地協会、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、さいたま市立高等看護学院などが参加します。

期日: 2019/10/30
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