アメリカ・コネチカット州のブラッドレー国際空港を発着し、第2次世界大戦時のウォーバーズ体験を提供するコリンズ・ファウンデーションが運航するB-17Gフライング・フォートレスが現地2019年10月2日(水)、墜落しました。
この機体は、機体記号(レジ)「N93012」で登録され、従軍時のビューロナンバー「42-31909」を由来に現在も愛称「ナイン・オー・ナイン(Nine-O-Nine)」として親しまれていました。墜落事故の発生時、「N93012」は通常通りの遊覧飛行の運航にあたり、乗員3名、乗客10名の計13名が搭乗していましたが、アメリカの報道によると、そのうち7名が亡くなりました。残る6名の状況は不明です。
事故発生時、3本ある滑走路のうち、06から出発の許可を得て離陸したものの、その直後に引き返す連絡を受け、着陸体制に入った中での事故でした。この事故で、計器着陸システムの電柱に衝突し、さらに除雪氷施設に衝突して停止しました。