エアバス、エア・グリーンランドからH225を2機受注 捜索救助で運用

エアバス、エア・グリーンランドからH225を2機受注 捜索救助で運用

ニュース画像 1枚目:H225
© AIRBUS
H225

エアバスは2019年10月3日(木)、エア・グリーンランドからH225を2機、受注したと発表しました。エア・グリーンランドはグリーンランドのカンガルッスァック空港とヌーク空港を拠点とする航空会社で、国内線の運航だけでなく、チャーター便、航空機による捜索や救難活動、救急搬送などの事業を実施しています。

今回の受注は、エア・グリーンランドが自国の捜索救助(SAR)契約の獲得に向けて注文されたもので、現在保有しているS-61をH225に更新します。エア・グリーンランドは、H225のSARオペレーションの優れた能力により、効果的なサービスを提供できるようになると説明しています。

H225はエアバス・ヘリコプターズ・スーパーピューマ・ファミリーの11トンクラスの双発ヘリコプターで、救難救助任務に最適な大型ヘリコプターです。最先端の電子機器と4軸自動操縦システムを備え、幅広いSAR機器を搭載できます。最大18席、もしくは6台のストレッチャー構成が可能で、完全な防氷を含む全天候機能を備えています。

なお、H225はスーパーピューマ・ファミリーが記録している550万時間以上の飛行時間のうち、60万時間以上を飛行しており、世界20カ国で運用されています。

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