先陣を切って敵の眼を叩くファルコンの群れ

先陣を切って敵の眼を叩くファルコンの群れ

ニュース画像 1枚目:第52戦闘航空団 F-16CJ/DJ
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Joshua R. M. Dewberry
第52戦闘航空団 F-16CJ/DJ

ドイツのシュパングダーレム空軍基地で2019年10月1日(火)、滑走路にアメリカ空軍、第52戦闘航空団(52FW)のF-16CJ/DJが整列しました。F-16CJ/DJは、戦争が始まると対レーダーミサイルHARMを搭載して先陣を切り、敵のレーダーサイトを攻撃して地対空ミサイルを無効化する敵防空網制圧(SEAD)の任務にあたります。

ベトナム戦争で北ベトナムの地対空ミサイルの脅威に晒されたアメリカ空軍はSEAD行うため、1965年にF-100Fを対レーダーサイト攻撃専用機に仕立てました。この任務を行う攻撃機を「ワイルド・ウィーゼル」と呼び、1966年にF-105Gが、1978年にはF-4GがSEADの任務を受け継ぎました。1996年にF-4Gが退役したのち、現在はF-16CJ/DJがこの任務を受け継いでいます。

期日: 2019/10/01
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