消防庁は「令和元年度緊急消防援助隊地域ブロック合同訓練」を実施、このうち九州ブロック合同訓練は2019年11月9日(土)と11月10日(日)の2日間、宮崎県庁や高原町総合運動公園などで実施されます。
1日目は西諸県郡エリア、都城市で地震、風水害、火山噴火が発生したという想定で、県災害対策本部の運営や緊急消防援助隊の応援要請、関係機関と連携した救助対応活動について、宮崎県庁で図上訓練が実施されます。
2日目は、九州や沖縄などの各県から集まる約800名の緊急消防援助隊を中心に、警察、自衛隊、海上保安庁、九州各県のDMAT(災害派遣医療チーム)など関係機関が連携し、各種車両や航空機を使用して実動訓練を実施します。このほか、地域住民や関係機関が連携して避難・避難所運営訓練や避難住民の移送訓練、隣接する高原中学校の敷地内では防災関係機関による資機材やパネル展示が実施されます。
当日は訓練実施にあたり、各会場周辺では渋滞が予想されているほか、ヘリコプターなどによる騒音が発生するとして、宮崎県は近隣住民に対し、理解と協力を求めています。また、参観者の一般駐車場は高原町役場・高原町総合保険福祉センターの「ほほえみ館」となります。