防衛省は2019年10月15日(火)、国連安保理決議で禁止されている北朝鮮の船舶が関連する海上での積み替え、いわゆる「瀬取り」対応で、ニュージーランド空軍が警戒監視活動を実施すると発表しました。ニュージーランド軍は10月中旬以降、航空機を日本に派遣します。
ニュージーランド空軍が派遣する航空機はP-3K2哨戒機1機で、在日アメリカ軍嘉手納飛行場を拠点に警戒監視活動を実施します。ニュージーランド空軍による警戒監視活動は2018年以降、2度目となります。
政府は、北朝鮮の完全で検証可能、かつ不可逆的な方法ですべての大量破壊兵器やあらゆる射程の弾道ミサイル廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結し、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、一連の取組を歓迎しています。また、海上自衛隊が関係国と緊密に協力する方針を示しています。