GECASとIAI、777-300ER貨物機プログラムを開始

GECASとIAI、777-300ER貨物機プログラムを開始

ニュース画像 1枚目:777-300ERSF
© GECAS
777-300ERSF

GEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)とイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)は2019年10月16日(水)、777-300ER貨物機(SF)の市場投入と、貨物機改修プログラムの開始を発表しました。

この777-300ERSFプログラムは、GECASとIAIが共同で出資する事業で、プログラム開始からアメリカ連邦航空局(FAA)、イスラエル民間航空局(CAAI)の追加型式証明(STC)の取得まで3年、航空機の改修に約4カ月から5カ月と推定されています。

777-300ER貨物機は737-800貨物機より、25%多い貨物を輸送できます。エンジンは777向けのGE90エンジンが搭載され、最大115,000ポンドを提供します。航空会社の運航は2022年に開始される予定で、クラス最高の経済性と、柔軟な貨物輸送能力を顧客に提供します。

GECASは777-300ER貨物機のローンチカスタマーとして、15機を導入します。改修はテルアビブで実施され、2023年からイスラエル以外の場所でも、改修作業を実施する予定です。なお、GECASは2016年に737-800貨物機の改修プログラムでもローンチカスタマーとなっています。

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