フランス空軍のラファールBは2019年10月上旬、「シャマール作戦(opération Chammal)」に就くため中東の基地に展開しました。2機のラファールがイラク治安部隊を航空支援するため、低空を高速で飛行し地上部隊を支援する任務に就き、抑止効果を発揮しました。
偵察任務では、離陸前にカタールの統合航空作戦センターから目標の情報を得て離陸、上空ではアメリカ空軍のE-8CJ-STARSから有志連合に目標の情報が伝えられ、偵察ポットを使用して目標を撮影しました。得られた画像情報はカタールの統合航空作戦センターやフランスに送られました。
「シャマール作戦(opération Chammal)」は2014年9月からイラクやシリアで開始された対ISIL航空攻撃の作戦で、フランス軍から約1,000名が参加しています。