陸上自衛隊は2019年10月27日(日)から11月26日(火)まで、北部方面隊による西部方面区への協同転地演習を実施します。演習は転地先まで移動する「長距離機動訓練」です。
この演習は、旭川駐屯地の第2師団、帯広駐屯地の第5旅団が、九州地方と沖縄県を所管する西部方面隊の西部方面区への転地演習を実施し、各種事態に実効的に対応するため、各種輸送力を使用した機動・展開訓練に加え、転地先で各種訓練を実施し、陸上自衛隊の戦術技量の向上を図ります。
第2師団は大矢野原演習場で11月5日(火)から11月26日(火)まで、第5旅団は霧島演習場、奄美群島、西部方面管区内の基地で、10月27日(日)から11月22日(金)まで実施します。
参加部隊と装備は、第2師団が第3普通科連隊など人員およそ850名、車両が約300両、航空機が2機です。第5旅団は、美幌の第6普通科連隊、鹿追の第5戦車大隊、帯広の第5特科隊、第5高射特科中隊、第5施設隊、第5通信隊の人員およそ350名、車両が約120両です。
なお、災害派遣の状況によっては、演習の内容や参加部隊などが一部変更になることがあります。