フランス空軍は2019年10月3日(木)、ジブチに駐留している第11戦闘航空団第3戦闘飛行隊「コルス」のミラージュ2000-5戦闘機と、第88輸送飛行隊「ラルザック」のCN-235輸送機がエチオピア第2の都市、ディレダワのアバテナ・デジャズマッチイルマ国際空港に到着しました。
フランス空軍の戦闘機がエチオピアを訪問する機会は、数十年ぶりのことです。現在ジブチ駐留フランス軍とエチオピアの協力は、捜索救助(SAR)や対即席爆発装置(IED)のプロジェクトが進められており、今後はさらに増える予定です。
ミラージュ2000-5は、グラスコクピット化と新型レーダー、空対空ミサイルMICAの運用能力を備えたマルチロール機です。ラファールの配備が遅れている間のつなぎとして、37機が改修されフランス空軍に配備されました。