ロシア航空宇宙軍は2019年10月22日(火)、Tu-95MS爆撃機2機が日本海や黄海、東シナ海の国際空域を飛行したと発表しました。この飛行にはSu-35S戦闘機とA-50早期警戒管制機が同行していました。
日本海や東シナ海では、韓国空軍のKF-16とF-15Kがペアで、さらに航空自衛隊のF-2がエスコートしました。ロシア空軍のパイロットは、他国の領空を侵犯することなく、国際規則に厳密に従って飛行したと、伝えています。
Tu-95は旧ソ連のツポレフ設計局が開発した二重反転ターボプロップ4発の爆撃機です。全幅約50メートル、全長約47メートル、最高速度830キロメートル、航続距離13,000キロメートルです。原型機の初飛行は1952年11月で爆撃機のほか、対艦攻撃型、偵察型、哨戒型などの派生型があります。