夜間でも短時間が離陸出来るJ-11戦闘機

夜間でも短時間が離陸出来るJ-11戦闘機

ニュース画像 1枚目:J-11
© 中国国防部
J-11

中国人民解放軍空軍の南部戦区空軍で2019年10月17日(木)、平日に飛行訓練を終え基地に戻るJ-11戦闘機、着陸後シェルターに格納され、同日に夜間飛行訓練のため、離陸する様子が公開されています。

J-11は、旧ソ連のスホーイ設計局が開発したSu-27をライセンス生産した戦闘機です。諸元は全幅およそ14.7メートル、全長約21.9メートル、最高速度マッハ2.35、航続距離3,680キロメートルです。

Su-27は原型機が1977年5月に初飛行し、1985年に実戦配備されました。1989年のパリ・エアショーの飛行展示で披露した「プガチョフ・コブラ」が話題になり、艦載機や戦闘爆撃機、近代化改修機など多岐に渡る派生型があることでも知られています。最新型は、偏向ノズルのエンジンを搭載したSu-35Sです。

J-11にもライセンス契約を結ばず、リバースエンジニアリングで開発された派生型があります。J-11Bは中国製兵器を搭載しアビオニクスやエンジンを換装、J-11BSはJ-11Bの複座型、J-11BHは海軍航空隊向け、J-15は空母艦載機、J-16は戦闘爆撃機です。

期日: 2019/10/17から
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