東京国際空港ターミナルは、運営する羽田空港国際線ターミナルの到着ロビーで「タレントの出待ち」行為について注意喚起を実施しています。タレントの出待ちに伴う迷惑行為が散見され、他の利用客から苦情が寄せられており、この対応を行うものです。
タレントの出待ち行為の中には、ロビー椅子の長時間にわたる占有、騒擾、ゴミ類の放置、空港保安警備への支障などが見られています。こうした行為のため、クレームが継続して寄せられています。クレームを寄せる空港旅客は、航空券の購入と同時に施設使用料を支払っており、空港運営会社は国際線旅客ターミナルビル供用規則に基づき、安全、かつ快適、利用しやすい空港環境の提供と維持が求められています。
これを受け、東京国際空港ターミナルは安全、安心や環境維持の対策が必要と判断し、タレントの出待ちに関連した迷惑行為が今後も継続する場合、タレントが歩行する動線を衝立等で遮蔽し、出待ちの目的自体をシャットアウトする措置を講じる方針を表明しています。