オランダ国内初配備、イタリアで組み立てられたF-35Aが到着

オランダ国内初配備、イタリアで組み立てられたF-35Aが到着

ニュース画像 1枚目:オランダ国内にその姿を披露したF-35A
© Netherlands Defence
オランダ国内にその姿を披露したF-35A

オランダ空軍は2019年10月31日(木)、国内初配備で9機目となるのF-35Aがイタリアからレーワルデン空軍基地に到着したと公表しました。オランダ空軍がこれまでに受領した8機は、アメリカ国内でパイロット訓練を実施しています。9機目で国内初配備となる機体はイタリアの最終組立・検査施設(FACO)で組み立てられました。

F-35Aは、スポッターや政府関係者など数千人、上空のスピットファイア、ホーカー・ハンター、F-16、消防車のウォーターキャノンに出迎えられ、15時30分頃にレーワルデン空軍基地に到着しました。その様子は、YouTubeでライブ配信されました。

第5世代戦闘機で、公海上のフリゲートや砂漠に展開している兵士と情報を共有して作戦を遂行できる「ゲームチェンジャー」のF-35Aは、F-16の後継として配備されます。46機を約50億ユーロで導入し、オランダ史上最大の兵器購入となります。F-35Aは今後、レーワルデンとフォルケルの両基地に配備される予定です。

オランダはF-35のレベル2パートナーです。ウーンスドレヒトにはヨーロッパで運用するF-35のスペアパーツの中央保管所が所在しています。

期日: 2019/10/31から
メニューを開く