鹿児島県南九州市の「知覧特攻平和会館」は2019年11月2日(土)から2020年1月14日(火)まで、企画展「戦艦大和と鹿児島～ 第二艦隊が眠る海 ～」を開催しています。この企画展は大和ミュージアムとの交流展です。
1945(昭和20)年4月7日(土)、大和を旗艦とする第二艦隊は沖縄の決戦場を目指しましたが、鹿児島沖でアメリカ海軍艦載機の猛攻に遭い、壊滅しました。企画展は、終焉の地となった鹿児島で戦闘の詳細、海底に眠る大和やゆかりの地、そして4月6日(金)と4月7日(土)に出撃した陸軍の特攻隊員の遺書を紹介します。
展示内容は、アメリカ軍撮影の戦闘時の写真、大和などの艦艇の模型、航空機の模型、ゆかりの地を紹介する映像やパネルです。
開催時間は各日9時から17時までで、入館は16時30分までです。なお、休館日は設定されていません。観覧料は大人500円、小人300円で、この企画展のほか常設展示室も観覧できます。
大和の新造時の諸元は、満載排水量72809トン、全長263メートル、全幅38.9メートル、速力27ノット、46センチ三連装砲、15.5センチ三連装砲、12.7センチ連装砲、零式水上偵察機や零式観測機を搭載していました。