中日本航空と名鉄、山間部過疎地域で無人飛行ロボットの実証実験を実施

中日本航空と名鉄、山間部過疎地域で無人飛行ロボットの実証実験を実施

ニュース画像 1枚目:離陸地点、新城市作手田代の老人憩の家
© 愛知県
離陸地点、新城市作手田代の老人憩の家

中日本航空と名古屋鉄道で構成する「名鉄グループドローン共同事業体」は2019年11月25日(月)、山間部過疎地域での配送をテーマにした、無人飛行ロボットの実証実験を実施します。

実証地域は愛知県東部に所在する新城市です。実験内容は山間部過疎地域で住民が倒れAED(自動体外式除細動器)が必要になった想定で、無人飛行ロボットによるAED輸送が実施されます。実験では、標高差が125メートルあるルートで、約2.5キロメートルの距離を飛行レベル3の「無人地域での目視外飛行」を行います。

この実験では、所要時間やコストに関する有人輸送との比較検証や、標高差のある森林エリアを安全に飛行するための自動航行システムの設計・検証、LTE通信を使用した航行管理に関する安全性の検証が実施されます。

なお、実証実験当日が荒天の場合は、11月27日(水)に順延となります。

期日: 2019/11/25
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