カンタス、ロンドン発シドニー行き超長距離便の研究フライト 2回目

カンタス、ロンドン発シドニー行き超長距離便の研究フライト 2回目

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 100周年塗装 787-9
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カンタス航空 100周年塗装 787-9

カンタス航空は2019年11月15日(金)、ロンドン発シドニー行きで2回目となる「プロジェクト・サンライズ」研究フライトを運航します。この特別便は、超長距離路線の実現に際し、乗客と乗務員の健康を増進する科学的な研究を実施し、時差ボケを最小限に抑え、乗務員の適切な休憩と勤務時間の特定を目的としています。

ロンドン/シドニー間の距離は17,800キロメートルで、飛行時間は約19時間30分の予定です。カンタス航空は現在、この2都市間をシンガポール経由で運航しており、所用時間は22時間35分です。研究フライトの機材は、シアトルからオーストラリアにフェリーされる、設立100周年の特別塗装が施された機体番号(レジ)「VH-ZNJ」、愛称「ロングリーチ(Longreach)」の787-9新造機を使用します。

このフライトで、搭乗者はロンドンで朝食時間帯に夕食を食べ、10時に入眠することで光を避け、シドニー時間に体内時計をリセットしたり、パイロットは脳波モニタリンク機器を装着し、脳の活動を監視するなど、様々な研究が実施されます。

なお、第3回目の研究フライトは、12月にニューヨーク/シドニー間での実施が予定されています。

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