カンタス航空は2019年11月15日(金)、2回目となる「プロジェクト・サンライズ」リサーチ・フライトがロンドンからシドニーに到着し、100周年に向けた記念イベントの開始を祝いました。
新た受領した787-9新造機のデリバリーフライトを使用した特別便は、ロンドン・ヒースローを出発し、19時間19分かけてシドニーに12時28分、到着しました。前回はニューヨーク発シドニー行き便でリサーチ・フライトが運航され、超長距離路線の実現に向け、乗客と乗務員の健康を増進する科学的な研究を実施しています。
ロンドン/シドニー間の直行便が実現すると、両都市間の移動時間は現在の経由便利用と比較して2時間短縮します。この2都市間の飛行は、1989年にカンタス航空が乗客を乗せずに747-400で直行便を運航して以来、民間航空会社では2回目の運航となります。
シドニーでは、1,000人の社員が新ドリームライナーを出迎え、カンタス航空の99回目の誕生日を祝いました。カンタス航空は100周年に向けた12カ月間の祝福行事として、今後、1920年からの全てのカンタス航空のロゴを記載した特別塗装機が世界中を巡るほか、ロイヤルオーストラリア造幣局が2月から100周年記念の1ドルコインセットを500万個限定で流通させ、コレクター用のセットも販売します。また、カンタス航空はオーストラリア国内で100周年展示会の開催を予定します。
■7NEWS - Qantas’ nonstop London to Sydney flight
■Celebrating 100 years of the Spirit of Australia