ロシア航空宇宙軍は2019年11月16日(土)、MiG-31近代化改修型のMiG-31BMを2019年内に中央軍管区、第14航空・防空軍に配備すると発表しました。配備後は、防空任務に就く予定です。
近代化改修は、アビオニクスや電子システムを更新し、MiG-31M用に開発されたR-37M長射程空対空ミサイルを搭載できるようになり、戦闘能力が大幅に向上しました。2012年に最初の15機が配備され、2020年までに改修を含め60機以上が配備される予定です。
MiG-31は、亡命のため函館空港に飛来したことがあるMiG-25を基に開発された、高高度、高速性能に優れる双発複座の大型迎撃戦闘機です。諸元は、全幅13.46メートル、全長22.67メートル、最大速度マッハ2.83、航続距離3,300キロメートル、乗員2名です。