アクロバットチーム「ロシアン・ナイツ」、Su-35Sを受領

アクロバットチーム「ロシアン・ナイツ」、Su-35Sを受領

ニュース画像 1枚目:ロシアン・ナイツ Su-35S
© Минобороны России
ロシアン・ナイツ Su-35S

最新鋭のスホーイSu-35Sスーパーフランカーを、ロシア航空宇宙軍のアクロバットチーム「ロシアン・ナイツ」が2019年11月12日(火)、ロシア極東部のコムソモリスク・ナ・アムーレの工場で受領しました。受領後にテスト飛行を行い、クベンカ空軍基地へ向かいました。

ロシアン・ナイツは、1991年にSu-27を6機装備する部隊として誕生し、2016年にSu-30SMに切り替えました。

Su-35SはSu-27フランカーシリーズの最新型です。従来型のフランカーとは、外観でピトー管と機体上面のエアブレーキが無くなったことが大きな違いです。全幅14.7メートル、全長21.9メートル、最大速度マッハ2.25、航続距離3,600キロメートルです。

エンジンは偏向ノズルが付き、フライ・バイ・ワイヤの改良により、カナード翼が不要になりました。試作機の初飛行は2008年2月で、ロシアのほか、中国とインドネシアが採用しています。

メニューを開く