アンダーセン空軍基地、第68回「クリスマス・ドロップ」作戦を実施へ

アンダーセン空軍基地、第68回「クリスマス・ドロップ」作戦を実施へ

ニュース画像 1枚目:374AWのC-130J
© U.S. Air Force photo by Machiko Arita
374AWのC-130J

アメリカ空軍第374空輸航空団(374AW)、第36空輸飛行隊(36AS)のC-130Jなどが2019年12月9日(月)、アンダーセン空軍基地を拠点に第68回「クリスマス・ドロップ(Christmas Drop)」作戦を実施します。基地から近隣の太平洋地域の諸島の子どもたちに、個人の寄付、慈善団体、グアム大学から提供を受けたプレゼントを贈る、長年にわたる活動です。

「クリスマス・ドロップ」作戦には、アメリカ空軍のアンダーセン空軍基地、ヒッカム空軍基地、横田基地からの航空機や隊員に加え、航空自衛隊とオーストラリア空軍、そしてニュージーランド空軍が今回、初めて参加します。オブザーバーとして、バングラデシュ、マレーシア、モンゴル、フィリピン、シンガポール、タイも参加します。

作戦を実施するまでの数カ月、個人や企業から寄付金を募り、1週間前から軍人やその家族、民間人、業者がボランティアで寄付の受け取りと整理などの作業を経て、投下に向けた箱詰めに時間を割きます。

「クリスマス・ドロップ」作戦は寄附されたおもちゃなどに加え、服、食料、生活必需品など、ミクロネシアやパラオなど太平洋に浮かぶ50以上島々に空中投下し、届ける人道支援活動で、1952年のクリスマスシーズンにB29スーパーフォートレスではじまり、現在まで68年にわたり続く任務です。人道支援・災害救援にかかる能力向上や、パートナーとの相互運用性の向上も目的としています。

期日: 2019/12/09
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