エミレーツ航空、787-9を30機確定契約 777Xから機種変更

エミレーツ航空、787-9を30機確定契約 777Xから機種変更

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空 787
© Boeing
エミレーツ航空 787

エミレーツ航空はボーイングと2019年11月20日(水)、787-9ドリームライナーを30機購入する契約を確定しました。ドバイ・エアショーで契約の調印が行われました。787-9の納入は2023年5月に引き渡しが始まる製造ラインを確保しており、これ以降5年間に渡り、引き渡しされる計画です。

エミレーツ航空は、今回契約した機種より多くの旅客数が搭乗できる787-10の契約で署名していましたが、787-9に変更して確定契約に至りました。この発注により、ワイドボディ機では大型の777を補完し、中型の機材で、かつ航続距離が長く、燃費効率に優れた機材で路線展開します。

この契約は、エミレーツ航空がすでに発注済みの777Xのうち、30機分を787-9に機種変更したものです。これにより、777Xの発注機数は126機となります。エミレーツ航空はA350の契約も締結しており、ドバイ・エアショーで787-9の総額88億ドル相当の契約と合わせ、248億ドル相当の契約を締結しています。

エミレーツ航空は、開発中の777Xプログラムのローンチカスタマーであり、この契約を再確認しつつ、提供座席数、航続距離、路線展開、運用上の柔軟性を拡大することを重視した機材構成を採用します。

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