ブダペスト空港、新たな貨物取扱設備「BUD カーゴ・シティ」が完成

ブダペスト空港、新たな貨物取扱設備「BUD カーゴ・シティ」が完成

ニュース画像 1枚目:大韓航空の貨物便、ソウル・仁川/ブダペスト線に就航
© ブダペスト空港
大韓航空の貨物便、ソウル・仁川/ブダペスト線に就航

新たな貨物取扱施設「BUD カーゴ・シティ」は2019年11月、12カ月以上の工事を経て、ブダペスト・フェレンツリスト国際空港に引き渡されました。5,000万ユーロをかけた新施設は、世界クラスの物流ベースとしてだけでなく、ハンガリーと同空港が中欧・東欧における貨物のゲートウェイとなります。

2万1,200平方メートルの倉庫とオフィス施設、1万1,650平方メートルの運送業者ビルは2020年1月までに満室となる予定で、同じ敷地内で物流業者が協力し合えることから、これまでにない効率さで貨物取扱を促進します。また、積載量最大440トンの747-8貨物機を2機収容できる3万2,000平方メートルのエプロンも建設されています。

ブダペスト・フェレンツリスト国際空港の2018年航空貨物取扱量は14万6,113トンで、国際貿易摩擦や外国市場の減少にもかかわらず、2019年も安定した取扱量を保っています。新施設の登場により、安定性を強化するほか、さらなる成長への基盤を提供します。施設の利用が開始されると、貨物取扱可能量は年間25万トンにまで拡大します。

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