ロシア海軍は2019年11月22日(金)、黒海艦隊の艦船と対潜ヘリコプターが黒海で対潜水艦戦闘訓練を実施したと公表しました。訓練に参加したのは、フリゲート「アドミラル・エッセン(751)」と対潜ヘリコプターKa-27PL、黒海艦隊の潜水艦が敵役を演じました。
「アドミラル・エッセン」とKa-27PLは共同で潜水艦を索敵し、魚雷とロケット弾で「攻撃」し、潜水艦を「破壊」して訓練を終了しました。
フリゲート「アドミラル・エッセン」は、アドミラル・グリゴロヴィチ級2番艦です。満載排水量4.035トン、全長124.8メートル、全幅15.2メートル、速力32ノット、100ミリ単装速射砲、CIWS、VLS、対潜ロケット砲、連装魚雷発射管、Ka-27対潜ヘリコプター1機搭載可能です。2017年に地中海へ展開し、シリアのISILに対して巡航ミサイル攻撃を行いました。
Ka-27PLは初飛行は1973年12月、最大離陸重量12,000キロ、最高速度250キロメートル、航続距離900キロメートル、上昇限度5,000メートル、武装はAT-1M、VTT-1、UMGT-1、APR-2など搭載できます。