佐賀県、玄海町、唐津市と伊万里市は2019年11月30日(土)、「令和元年度佐賀県原子力防災訓練」を実施します。この訓練に自衛隊と海上保安庁が参加します。訓練時間は、8時から13時30分です。
訓練は、「佐賀県内で発生した地震で、玄海原子力発電所4号機の原子炉冷却材が漏えい、原子炉を手動停止。非常用炉心冷却装置が作動したが、全ての電源が失われ、機能喪失し、全面緊急事態となる」というシナリオで行われます。
陸上自衛隊からは西部方面混成団、西部方面航空隊、西部方面システム通信群、海上自衛隊は佐世保地方総監、航空自衛隊は西部航空方面隊司令、海上保安庁からは唐津海上保安部が参加します。
訓練では陸自第4飛行隊のヘリコプターが、地震による被災状況について、危機管理センターへ映像伝送を実施し、ヘリ2機が唐津市馬渡島から妙見埠頭のヘリコプター搭載護衛艦「いせ(DDH-182)」へ離島住民の避難を支援します。