ゴールドコースト空港、スミスディテクションのCT検査機器を導入

ゴールドコースト空港、スミスディテクションのCT検査機器を導入

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© Smiths Detection
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航空業界における危険物探知やスクリーニング技術を提供するスミスディテクションは2019年11月27日(水)、ゴールドコースト空港が手荷物検査でスミスディテクションの高度なCTスクリーニングシステムを採用したと発表しました。

国際線、国内線と両方の航空会社が就航するゴールドコースト空港は、年間約650万人が利用し、2037年までに搭乗者数は倍増すると想定されています。旅客増加とオーストラリア政府の規制に対応するため、ゴールドコースト空港は隠された固形物や液体物などの爆発物を自動検知する手荷物用デュアルビューX線検査装置「HI-SCAN 6040p-2is」を今後3年間、最大12台を導入します。

初期フェーズでは、2020年4月から4台を導入し、残りの8台は南ターミナルの拡大オープンと既存ターミナルの改修にあわせて導入が予定されています。手荷物内のより正確な分析が可能なCT型X線検査装置により、旅客はバッグから電子機器や液体物を取り出さずに検査が受けられるようになり、保安検査場での大幅な待ち時間短縮にもつながります。

ゴールドコースト空港はこのほか、自動トレー搬送システム「iLane.evo」、高度なスクリーニング・管理プラットフォームである「Checkpoint.Evo plus」も導入し、運用効率を向上させます。

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