アメリカ海軍第7艦隊で横須賀基地を事実上の母港とする、空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」が、海軍の「グッド・ネイバー賞」を受賞しました。「グッド・ネイバー賞」は、「良き隣人」として、生活の質向上のため地域コミュニティに多大な貢献をした水兵らのボランティア活動に対し、海軍が授与する賞です。
「ロナルド・レーガン」に乗務する1,500人以上の水兵が、2017年7月1日(土)から2018年6月30日(土)まで、日本、グアム、韓国、香港、フィリピン、シンガポールでボランティア活動を行いました。フィリピンでは孤児院でのボランティア活動、香港では退職者のコミュニティへ訪問、韓国では障害者の家へ訪問しました。
「ロナルド・レーガン」が2019年5月から11月にかけて活動した164日間で、海外の港への訪問で約12日間の休息がありました。水兵の洋上での休暇は、2019年行動中の7%と限られています。個人的な時間ボランティアを行う意欲が、「ロナルド・レーガン」の2019年の受賞に貢献しました。
事実上の母港、横須賀に貢献する方法の1つは、基地の内外で開催される清掃イベントに参加することです。11月21日(木)には130人以上の水兵がボランティアで日本の横須賀市で清掃を行いました。
海軍の唯一の前方展開空母として、「ロナルド・レーガン」のボランディア活動は、同盟国との関係を育み、水兵が「アメリカの大使」になる機会を提供する上で重要な役割を果たしています。