電動航空機Alice、プロトタイプ開発にダッソーのプラットフォーム

電動航空機Alice、プロトタイプ開発にダッソーのプラットフォーム

ニュース画像 1枚目:Alice
© Eviation
Alice

ダッソー・システムズは2019年11月28日(木)、電動航空モビリティのパイオニア企業でイスラエルのEviation Aircraftが、「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を活用し、有害ガスを排出しない全電動近距離コミューター機「Alice」のプロトタイプを2年で開発したと発表しました。

「Alice」は、世界で初めての全電動近距離コミューター機で、1回の充電で高度10,000フィート、約650マイルの飛行が可能です。Eviation Aircraftは、3DEXPERIENCEプラットフォームをベースにした「リインベント・ザ・スカイ」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを展開し、プロトタイプの開発を加速させました。

「リインベント・ザ・スカイ」は、3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤に、航空モビリティの構想から試作に至る一連のプロセスをカバーする製造業向け開発ソリューションで、軽飛行機や無人航空機の開発がよりスピーディーになります。

ダッソー・システムズはEviation Aircraftの連携を強化し、3D、複合設計、フロー・シミュレーションへの包括的なアプローチを支援し、単一の環境で完全なデータ・セキュリティを実現しています。なお、Eviation Aircraftは、最初の顧客となるアメリカ企業と契約を結んでいます。

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