海自P-3C、東シナ海で中国海軍艦艇4隻の進出を確認 11月27日

海自P-3C、東シナ海で中国海軍艦艇4隻の進出を確認 11月27日

ニュース画像 1枚目:11月27日に確認した4隻
© 統合幕僚監部
11月27日に確認した4隻

統合幕僚監部は2019年11月27日(水)8時30分ごろ、鹿屋基地第1航空群所属のP-3Cが口永良部島の西約100キロメートルの海域を東進する、中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイⅡ級フリゲート2隻、フチ級補給艦1隻、計4隻を確認したと発表しました。

ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦の艦番号は「155」、ジャンカイⅡ級フリゲートの艦番号は「578」と「601」、フチ級補給艦の艦番号は「890」でした。この艦艇はその後、大隅海峡を東進し、太平洋へ向けて航行したことが確認されています。

ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦は、中国海軍での名称は052D型駆逐艦です。満載排水量は7,000トン、全長156メートル、全幅18メートル、装備はVLS64セル、13センチ単装砲、フェイズドアレイ・レーダーを搭載、ヘリコプターは2機搭載し、「中華イージス」と呼ばれています。

ジャンカイⅡ級フリゲートは、中国海軍での名称は054A型フリゲートです。満載排水量は4,053トン、全長132メートル、全幅15メートル、装備はVLS32セル、76.3ミリ単装砲などヘリコプターは1機搭載しています。

フチ級補給艦は、中国海軍での名称は903型総合補給艦です。全長178.5メートル、最大幅24.8メートル、出力24,000馬力で、Z-8ヘリコプターを1機、搭載しています。

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