エールフランス-KLMグループは2019年12月11日(水)、A350-900を10機、追加発注したと発表しました。このA350-900はエールフランス航空で運航されるもので、今回の追加で合計発注数は38機となりました。
エールフランス航空は1機目のA350を9月に受領し、11月時点で3機が納入されています。今回の追加発注は現在運航されているA380の更新によるもので、エールフランス航空の長距離機材は2023年までに、A330、A350、787、777の4機種、116機で構成される予定です。
A350は燃料消費と二酸化炭素排出量をそれぞれ25%削減し、騒音も40%減少させた環境に優しい最新世代の航空機です。エンジンはロールスロイスのトレントXWBを搭載しており、11月末時点で航空会社51社から計959機を受注しています。