ロシア海軍、艦載機MiG-29が北極圏で夜間飛行訓練

ロシア海軍、艦載機MiG-29が北極圏で夜間飛行訓練

ニュース画像 1枚目:MiG-29
© Минобороны России
MiG-29

ロシア海軍北方艦隊の第279独立艦載戦闘機航空連隊は、北極圏の厳しい環境下でベテランパイロットと新人パイロットが夜間戦闘訓練などを実施しました。使用した機種は、空母「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機、MiG-29KとMiG-29KUBです。

MiG-29Kは、MiG-29Mをベースに艦載機として開発したマルチロール機です。全幅11.99メートル、全長17.27メートル、最大離陸重量18,210キロ、兵装搭載量4,500キロ、エンジンRD-33K2基、最大速度2,300キロメートル、固定武装30ミリ機関砲、乗員1名です。なお、MiG-29KUBはMiG-29Kの複座型です。

訓練は、アグレッサーからの攻撃を回避しながら、仮想敵の有人、無人の武装の撃破を実施しました。艦載機のパイロットは、高度、速度、過負荷の範囲でいわゆる曲技飛行を含む操縦技術により、飛行技術の向上や操縦性も高めています。今回、実施した飛行訓練は、厳しい低温の気象条件、かつ夜間に行われ、こうした悪環境も能力向上に寄与すると紹介されています。

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