ZIPAIR、シンプルで上質感ある客室公開 2クラス制全席に電源配置

ZIPAIR、シンプルで上質感ある客室公開 2クラス制全席に電源配置

ニュース画像 1枚目:公開されたZIPAIR 787、JA822J
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公開されたZIPAIR 787、JA822J

日本航空(JAL)傘下の格安航空会社(LCC)で中距離路線の運航をめざすZIPAIR Tokyoは2019年12月18日(水)、客室仕様を決定、初号機となる787-8、機体記号(レジ)「JA822J」の内装を公開しました。

座席は、ワンランク上の「ZIP Full-Flat」が18席、フルサービスキャリアのエコノミーと同等の「Standard」が272席、2クラス制の計290席で、いずれも電源が完備されています。

「ZIP Full-Flat」は、JAMCOが製造を担当、シートピッチは約107センチメートル(cm)、座席幅は約51cmです。座席は本革仕様が採用され、180度リクライニング機能を備えています。

「Standard」はRECARO製で、多くのフルサービスキャリアで採用されている79cmの前後空間、43cmの座席幅を確保しています。座席カバーには黒色の人工皮革を用い、上質感が演出されています。エンターテイメントモニターが備えられていませんが、持参したスマートフォンやタブレットを装着できるホルダーが設置されています。

客室全体のデザインは、「長時間のフライトでも安全で快適な機内空間」を目指し、コーポレートカラーのグレーを中心にシンプルで上質感を損なわないコンセプトが貫かれています。前方3カ所のトイレには、ウォシュレットが装備されています。

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