北海道エアシステム(HAC)は2019年12月17日(火)、発注している2機のATR-42-600のうち、初号機を受領しました。これにより、HACは保有するサーブ340Bを順次更新します。
ATR-42-600は同じ運用コストでより多くの座席を提供し、収入増加の機会を提供します。また、最新版の幅18インチの広さの座席とよりスペースを確保した頭上収納で、近代的で快適なフライト体験を搭乗者に提供します。
ATR-42-600は、寒冷地での運航実績も考慮された最新鋭のターボプロップ機であり、炭素排出量も削減したエコな機材となっています。HACの大堀哲代表取締役社長は、ATR-42-600の受領は、HACの新たな歴史の幕開けになるとコメントしています。
この初号機は、フランス・トゥールーズから鹿児島へフェリーされます。本拠地の丘珠空港への到着は2020年1月から2月ごろを予定しており、実機を公開すると共に就航地への訓練フライトを開始します。