ブリティッシュ・エアウェイズは2019年12月20日(金)、1年の締めくくりとして100周年を迎えた2019年を振り返っています。
ブリティッシュ・エアウェイズは2019年、前身の航空会社から数えて創立100周年を迎え、これを祝福するため、エリザベス女王がブリティッシュ・エアウェイズ本社を訪問したほか、計4機にそれぞれの時代を象徴する復刻版塗装を施した特別塗装機を投入しました。
既存機より炭素を最大40%削減できるA350や、A320neoなど燃料効率の良い最新機材を10機以上受領し、リニューアルしたビジネスクラス「クラブスイート」の導入、また777の改修にも投資を継続しています。
ニューヨーク・JFK、サンフランシスコ、ヨハネスブルグ、ジュネーブ、リナーテ空港のラウンジに新コンセプトを導入、ファーストクラスやワールド・トラベラー・プラスにも新たなダイニングセットやアメニティキットなどを採用しています。また、目に見えない障害を持つ搭乗者に対応できるカスタマーサービスチームを発足するなど、顧客サービスの向上にも取り組んでいます。
親会社のIAGは航空会社グループとして世界で初めて、2050年までにネット排出量ゼロ実現を目標に掲げ、ブリティッシュ・エアウェイズは2020年から全てのイギリス国内線で炭素排出量をオフセットする施策を発表しました。このほか、シェルとベローシーズと提携し、ゴミからジェット燃料を生み出す施設をイミンガムに建設する計画を提出するなど、環境への取り組みも加速しています。