トリノにあるレオナルドのカセレ工場で組立てられたクウェート空軍向けのユーロファイタータイフーンが2019年12月23日(月)、飛行試験センターで初飛行を行いました。
クウェート空軍向けタイフーンは、P3強化B(P3Eb)のアップグレードが施され、電子走査式レーダー、キャプターEが搭載されています。空対地ミサイル、ストームシャドウやブリムストーンを搭載できます。
クウェートはタイフーンを28機導入すると決定し、2016年4月にレオナルドと契約を締結しています。製造は2017年12月に開始しており、今回の初飛行に至っています。1号機の引渡しは2020年を予定しており、アリ・アル・サレム航空基地に配備される予定です。